行政視察報告
社会・無所属の会(藤代政夫・津久井清)
- 視察場所:沖縄県宜野湾市・名護市
- 日時:2010年11月15日・16日
- 目的:沖縄における基地行政のあり様、市民と基地・市・国・米軍との関係を調査することで、鎌ケ谷市の基地行政のありようを探りたく視察しました。
【報告】
下総基地のある鎌ケ谷市。航空機騒音の問題はいまだに改善されていません。NLPの問題も解決しておりません。更に普天間基地の問題で5/28日米合意では日本全土の自衛隊基地を米軍が使用できるかの如く記載されています。
騒音に、米軍基地特有の諸問題で悩む沖縄県普天間基地・辺野古を視察することで、基地問題への対策を考えてみたいと思いました。事前の連絡で両市ともに議会事務局の受け入れはないとのこと、一般市民の立場で市役所の担当課を訪れました。
11月15日
*宜野湾市役所
①基地渉外課にて基地に関する資料をいただきました
②市役所入口ロビ-正面に「普天間基地はいらない」の市民のメッセ-ジが展示されていました
③市役所正面に「政府は日米地位協定を抜本的に見直せ!」の看板を掲げてありました
④普天間基地の騒音状況測定結果(測定場所により)
うるささ指数WECPNL80.7~62.8
騒音回数1日平均59~10回
月平均1806~320回
*普天間基地
嘉数高台公園から約1時間視察
C130輸送機が6機ほど見えました。離発着で騒音を振りまいていました。
基地のすぐ隣から人家、公共施設が密集している状況を目のあたりにして一刻も早く基地を撤去すべきと思われました。「代替基地が決まってから云々」は許されぬことです。下総基地がこのような状態でしたら市民全員が基地撤去の声を上げると思われました。(資料参照のこと)
11月16日
*名護市役所
①基地対策室で資料をもらう。市域の11%が米軍基地だとのこと
②『米軍普天間飛行場「県内移設の日米合意」の撤回を求める決議』の市議会決議文をもらう
③宜野湾市役所のような表面だった基地についての意思表示はなかったが、これ以上の負担は反対だという様子は市の職員の説明の言葉の中に感じ取れました
*辺野古の浜
「海上ヘリ基地建設反対・平和と名護市政民主化を求める協議会」の安次富浩さんに辺野古の状況を聞きました。
①目の前の海に基地を造ろうとした最初の計画に対しては命をかけた市民の闘いで阻止したとのこと
②政府は最初の計画が駄目なら次はキャンプシュワブにⅤ字I字の飛行場を造るとしているが、市民は絶対に阻止すると決意を述べていました。
③ジュゴンの海はそれはそれはきれいな海でした。
④浜の途中からはキャンプシュワブ。戦車が訓練と称して美しい浜を爆走しているとのこと。
⑤市長も市議会も辺野古への新基地建設に反対しているのに、なぜ政権交代した民主党政府は改めて辺野古に基地を造ろうとするのか疑問を感じました。安全保障政策・外交政策のなさ、何よりも民意を実現するために頑張るのが政治だという民主主義の基本がわかっていない政権(国)に、市民はどう対応すべきかを沖縄で学ぶことができました。


